イギリスの金利は、各国の表面金利(為替変動や為替交換の手数料を考慮に入れない金利)と比べると高く見えるので、一見したところ、有利な運用ができるように感じられます。しかしそれは、最近でこそイギリス経済は成長しているものの、常に経済不安があるので、比較的高めに設定されているということを念頭においておいてください。現在、欧州連合(EU)では、単一通貨の導入をめざして、域内の国の為替変動幅に制限をつける為替変動メカニズム(ERM)を設けて、その変動幅を超える動きをした場合には、介入を行うなど、自国の通貨を防衛することを義務づけています。しかしイギリスは、そのために自分の国の経済を犠牲にすることはできないとして、一九九二年の欧州通貨危機の際に、イタリアとともにこの制度から離脱しました。外貨預金をする時には、上記の内容を加味し、トライしてみよう。