最近、不思議なものを目にした。月桃アイスクリームである。月桃は食べることができないのではなかったのか?沖縄を代表するアイスクリームメーカー『フォーモストブルーシール』に聞いたところ、月桃アイスクリームは日本月桃株式会社との共同開発とのこと。毎年10月前後の期間限定で『ブルーシール』各店にて販売しているという。使っているのは葉から抽出した月桃精油。そのまま食べることはできない月桃も、厚生省の「天然物による食品添加物リスト」に香料として登録され、すでに月桃茶、月桃麺などが商品化されている。どっちかというと年配好みの香りだが、この月桃の香料を使ってアイスクリームをつくり、若者層への浸透を狙ったわけか。アイスクリームはムーチーのようなアクの強い芳香ではなく、爽やかなヨモギに似た味と香りで、上品に仕上げられている。通年のフレーバーではないので、どうしても食べたいなら日本月桃株式会社に問い合わせてほしい。『フォーモストブルーシール』以外にも、オリジナル月桃アイスをつくっている沖縄県内メーカーがいくつかある。
現在、世界最高水準の面白いサッカー試合を観戦できる国といったらイタリアだろう。サッカーは元々イギリスで始まったが、イタリアにもカルチョという球技が中世の頃からあった。そのためサッカーが入ってくるとカルチョと呼ばれるようになった。イタリアのサッカーファンが興奮するのは、そのずば抜けたプレイももちろんだが、勝ち負けを予想して賭けるトトカルチョが発達しているのが大変大きな魅力だ。トトカルチョのトトとは、イタリア語のトータリザトーレ(馬券売場のような場所)が詰まったもの。カルチョはサッカーだから両方合わせで“サッカーの賭け”という意味になるわけだ。イタリアのトトカルチョは1948年に、デッラ・ペルゴラというイタリア人が考案。その後、イタリアオリンピック協会(CONI)に特許権を売り、現在はCONIが管理している。行われる時期は例年8月末から翌年の6月中旬までの毎週日曜日。年40〜45回開催されていて、トトカルチョが賭け事を表す一般名詞に使われるのも分かる。イタリアで街の並木道を歩いていると、所々に「T」の文字の看板を見かける。これは煙草屋の看板なのだが、トトカルチョ売場は煙草屋を兼ねていることが多いので、「T」の字の周りに「TOTOCALCIO」の文字が見えれば、そこが売場、ということになる。こうした発売所がイタリア国内に1万5000か所もあるというから驚きである。勝つか負けるか×印。
ワインはブドウが原料。ブドウ栽培は季節ごとにいろいろな工程を経るが、いちばん忙しいのは収穫期(北半球では9月頃)。この時期のワイン産地、ワイナリー訪問は、避けたほうがよい。猫の手を借りたいほど収穫に忙しいので、誰にも相手にしてもらえない。また、ワインを生産している国は、全世界で約65力国にのぽる。また、ワイン用に栽培され、使われているブドウ品種は全世界で約100種あるといわれている。前項で挙げた有名産地ではなくても、ブドウ畑を見つけたら「ローカルワイン」を探してみるとよい。以外なところで、バラエティに富んだおいしいワインに出会えるかもしれない(トルコやブルガリア、スロベニア、中国、バリ島でもワインを生産している!)。もしもワインをたくさん購入するのであれば、キャスター付きの小さなキャリーバッグ(機内持ち込みできるもの)を持参するか、現地で購入するといいね。