毛の生える周期を見てみましょう。ただ皮膚から顔を出しているように見える体毛ですが、ずっと同じ状態で生え続けているわけではありま、せん。尖は毛には成長の周期があるのです。これを毛周期といいますが、その周期は大きく三つに分けられます。まず成長期。この期間には、毛乳頭が皮膚のかなり上の方にあって、毛乳頭から供給される毛が誕生し、どんどん皮膚表面に向けて成長する時期です。続いて退行期が訪れます。この時期には、成長しきった毛の根本にある毛母と毛乳頭の結びつきが弱くなります。次の休眠期になると、毛は毛乳頭と完全に分離し、これ以上成長しなくなり、やがて抜けてゆきます。この時期、毛乳頭はその同じ場所で新しい毛を生み出す準備にはいるのです。毛の生成は、この成長期、退行期、休止期というプロセスが繰り返されることで行われていきます。今まで生えていなかったところに毛が生えてきた、ということはその部分にあった毛乳頭から毛が誕生した。つまりその部分が成長期に入ったということであり、自然に毛が抜けるということは、その毛は休止期に入ったということなのです。髪の毛を生やすには休止期に入っている毛乳頭を成長期にさせてればいいのです。(人為的にそうするのは困難を伴いますが)逆に脱毛したいのであれば、毛乳頭がずっと休止期でいるようにするか、毛乳頭そのものをなくしてしまえばいいのです。